目次
こんな方へ
- 子どもたちが揉めないようにしたい
- 自分の財産、どう分けたらいいのか悩んでいる
- 万が一のとき、家族に迷惑をかけたくない
そんなお気持ちをお持ちの方へ、名護市・今帰仁村など沖縄北部を中心に活動している司法書士が、やさしく、わかりやすく、遺言書についてお話しします。
なぜ遺言書が必要なのか?
遺言書は「亡くなったあとの財産の分け方を、自分の意思で決めておける」法的な書類です。
もし遺言書がなかった場合、相続は原則として相続人全員による話し合いで決めます。しかし、実際のご家庭ではこんな心配がよくあります。
- 子どもたちが話し合いで揉めてしまうんではないか
- 不動産が1つだけで分けづらい
- 面倒ごとを避けたい気持ちが先に立って、手続きが進まない
こうしたトラブルの多くは、「遺言書」を作成しておくことで防ぐことができます。
「誰に、何を、どのように渡したいか」── あなたの思いを、正式な形で残すことで、大切な人たちを守ることができます。
自分で書く遺言と、専門家に依頼するのは何が違う?
「とりあえず自分で書いてみようかな」そうお考えになる方も多くいらっしゃいます。もちろん、それも一つの方法です。
ただし、注意が必要です。
自筆の遺言書は、少しの書き間違いや形式ミスで無効になることがあるため、意外とハードルが高いのです。
一方で、司法書士などの専門家にご依頼いただくことで
- 法的に有効な形で確実に遺言が作成できる
- 公正証書遺言の作成や公証人とのやり取りもサポートできる
- ご家族との関係や相続の事情をふまえてアドバイスができる
といった、安心のメリットがあります。
「せっかく書いたのに使えなかった…」という事態を防ぎ、家族が安心できるかたちで、あなたの意思を残しましょう。
遺言書を作成するうえでの注意点
- 遺言書は、ご本人の意思で作成される必要があります。
ご家族ができるのはアドバイスで、内容を決めるのはあくまで遺言者ご本人です。 - 認知症が進んでしまうと、作成できない場合があります。
判断能力が不十分な状態では、法的に有効な遺言と認められないこともあります。 - 相続人以外へ財産を渡すことも可能ですが、遺留分への配慮が必要です。
ご家族の気持ちにも配慮して内容を検討することが大切です。
「元気なうちに、気持ちがはっきりしているうちに」作っておくのが、やはり安心です。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 父に遺言を書いてもらいたいが、娘の自分が相談に行ってもいいか?
→ はい、大丈夫です。ご家族の方が相談に来られるのは問題ありません。ただし、実際に遺言書を作成するのはお父様ご本人になりますので、内容の決定は必ずお父様ご自身が行う必要があります。
Q. 自分で書いた遺言と、司法書士に頼んだ遺言の違いは?
→自筆の遺言は、形式不備や誤解を生む表現でトラブルになりやすいため、専門家によるサポートを受けて作成するのがおすすめです。
Q. まだ若いので、遺言は早すぎますよね?
→ いいえ、早すぎることはありません。元気なうちに準備しておくことで、将来への安心につながります。遺言は何度でも見直せるので、今からの作成も有意義です。
Q. 家族に知られずに作れますか?
→ はい、可能です。
遺言作成サポートの流れと費用
- ご相談(初回無料)
- 財産やご家族の状況について確認
- 最適な遺言の形式と内容を検討
- 文案作成、公証役場の手配
- 遺言作成(本番)
- 作成後の保管方法をアドバイス
費用については、内容に応じて異なります。ご相談時にきちんとお見積もりをお出ししますので、ご納得のうえでご依頼ください。
おとは司法書士事務所のサポートについて
-
沖縄北部で地元密着
-
相続・不動産・遺言に強い司法書士が対応
-
初回相談無料
名護市・今帰仁村を中心に、沖縄北部の皆さまから多くのご相談をいただいています。
ご相談・お問い合わせ
遺言書は、自分の将来を少しでも考えたときが”書きどき”です。
まずはお気軽にご相談ください。